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あるいは、とても小さな戦争の音

​大沢まりを 大石結介 長屋和彰 梅谷祐成 環菜美 吉村賢人

​石倉三郎

​監督・脚本 村口知巳

​主題歌 『Keep Silence』 Predawn

プロデューサー:土屋光敏  助監督:松岡寛 撮影:磯辺康広  照明:竹本勝幸 録音:細川武士 

音響効果:青木秀文 ヘアメイク:藤原玲子、和佳奈

ストーリー

山あいの集落に移住してきたカメラマンとその妻。

都会からのアイターンでやって来た介護士と戦争体験のある老人。

その集落で生まれ育った少年。

それぞれがいつもの何でもない日常を過ごしていた日、空から不穏なサイレンが鳴りわたる…

日常に生きる彼らはその音を聞き、何を感じて、あるいは、何を感じられなかったのか。

どこまでも続く夏の青空のある一日に起こった、小さな戦争の足音と日常の物語。

Synopsis

​キャスト

Mariwo Osawa

​大沢まりを/佐久千夏

1980年生まれ。福井県出身。ECHOES所属。
出演作の「わたしたちの家」(17/清原惟監督)がPFFアワード2017受賞、東京国際映画祭特別上映、ベルリン国際映画祭、香港国際映画祭にも出品。その他出演作に「みんな、エスパーだよ!」(13)、「ラブ&ピース」(15)、「ABC・オブ・デス2」(14)、「つやのよる~ある愛に関わった、女たちの物語~」(10)、「東京戯曲」(10)、「沈まない三つの家」(13)、「サンライズ・サンセット」(13)、「サイタマノラッパー3 ロードサイドの逃亡者」(12)など、園子温、入江悠監督を中心に多数の映画、ドラマ、CMに出演。

Yusuke Oishi

大石結介/佐久丈史

神奈川県出身。

俳優として100本以上のインディーズ映画に出演。他にも、映画、テレビドラマ、CMなど幅広く活動。出演した短編映画「八芳園」が、第67回カンヌ国際映画祭短編コンペティション部門に正式出品される。また、原案・プロデュース・主演を務めた「岐路」は、第38回グルノーブル屋外短編映画祭で特別上映された。

初監督作品の「RICE BALL」は第41回クリーブランド国際映画祭でワールドプレミアを迎えた。さらに、鶴川ショートムービーコンテスト2017でジャパンプレミアを迎え、同映画祭で観客賞を受賞。その後も国内外の映画祭で上映が続いている。

Saburo Ishikura

石倉三郎/品川

1946年生まれ。香川県小豆島出身。
1967年東映に入所後、坂本九ショー専属司会者やコントレオナルドなど様々な芸歴を持つ。ゴールデンアロー賞演劇部門'83受賞。

主な出演作品に、連続テレビ小説「純と愛」(13)、土曜スペシャル「神様の女房」(11)、土曜時代劇「隠密百八町」(01)、「下町ロケット」(15)、連続テレビ小説「だんだん」(08)、「愛おしくて」(15)、「岸和田少年愚連隊」(96・井筒和幸監督)、「八つ墓村」(96・市川昆監督)、「座頭市」(03・北野武監督)、「オケ老人!」(16・細川徹監督)、主演映画「つぐむもの」(16・犬童一利監督) など

Kazuaki Nagaya

長屋和彰/宮野

1987年生まれ。東京都出身。

2011年に岩井俊二プロデュース「FUKUSHIMA DAY」(11)(桜井亜美監督)に主演。その他、「バクマン」(15)、「天空の蜂」(15)、「イニシエーョンラブ」(15)、「狂恋」(14)、「みなさん、さようなら」(13)、「大奥~男女逆転~」(10) など多数の映画、ドラマ、舞台に出演。また最新作に「カメラを止めるな!」(2018年6月公開/神谷和明役)を控える。

Hironari Umeya

梅谷祐成/祥太

2007年生まれ。
幼少より、ショーモデルや映像作品など様々な芸能活動を経験。最近の主な活動は、
レゴランドジャパンTVCM(17)、舞台『フクロウガスム』ぐりむの法則(17)、ミュージックビデオ LOCAL CONNECT『ROAD』(17)、映画 『マンドリンの女』白石和彌監督(18)、舞台 『ばけもののかくれんぼ』SCANP(18)など。

Nami Tamaki

環菜美/美里

20歳の頃、カナダ・アメリカに留学。帰国後女優を目指す。主な出演作に「落葉のころ」(18)、「夢の音」(18)、舞台「マクベス」(17)、「ピンクとグレー」(16) など。

Kento Yoshimura

吉村賢人/三峰

JFCT所属。

​主な出演作に、「独りと一人」(18・主演)、「暗殺教室」(15)、「神様の言うとおり」(14)また、運動神経に優れ、サッカーでは埼玉県西部選抜として現日本代表の原口元気選手とのプレー経験もある。居合三段。空手初段。

cast

コメント

伊参スタジオ映画祭​シナリオ大賞審査員総評より抜粋

​戦争を想起させる空気が漂う今の日本の現実をさり気なく音も加味して表現していて、一見関係なさそうな二つの挿話を結びつける手腕が短編ならではで期待した。

ー篠原哲雄(映画監督)

「その音」を映画としてどう表現するか、すごい課題を孕んでいるが、もし画期的な表現方法が取れたら傑作になるのは間違いない。

ー松岡周作(プロデューサー)

どんなサイレンの音が画面に降り注ぐのか不謹慎かもしれないが待ち遠しい気持ちです。

ー坂井昌三(シナリオセンター講師)

今の時代の風を、嫌らしくなくストレートに短編らしく描いていて上手い。

ー龍居由佳里(脚本家)

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